ストックオプション管理SaaS「ストックオプションクラウド」

社員のモチベーション向上に欠かせない制度として注目を集めていたストックオプションですが、常々管理の煩雑さと分かりにくさがネックとなっていました。

そこで南青山アドバイザリーグループ株式会社が開発したのが管理SaaSとしての「ストックオプションクラウド」です。以下にストックオプションクラウドの詳細を解説します。


開発の経緯

南青山アドバイザリーグループ株式会社がストックオプションクラウドを開発したのは、経営側の管理業務とコスト、従業員にとって難解であるという課題を解決するためです。

これまで、ストックオプションそのものの導入件数は多かったのですが、仕組みがよく分からないために管理者側が期待するモチベーションアップにつながっていないとの報告が多数寄せられていました。

その課題が引き金となり、分かりやすくクラウド管理によるシステムとして、ストックオプションクラウドが開発されました。


導入メリット

ストックオプション管理をクラウド化することで、業務の効率化と管理負担の軽減が大きく期待できます。

従来、エクセルなどで煩雑に行っていた支払調書の作成や権利行使の確認といった手間のかかる作業も、クラウド上で簡単かつ正確に処理できるため、管理コストの大幅削減が実現します。

さらに、従業員は自身のストックオプションによる将来的な経済的利益を、いつでもリアルタイムで確認することが可能です。この「見える化」によって、自らの努力が企業成長と結びついていることを実感しやすくなり、結果としてモチベーションの維持・向上に寄与します。

こうした仕組みは、社員一人ひとりの生産性を高めるだけでなく、働きがいのある環境づくりにも貢献し、離職率の低下といった副次的なメリットももたらします。


利用料金

ストックオプションクラウドの導入には、基本料金50,000円に加えて、一人当たり1,000円にID数を乗じた初期費用が発生します。毎月の維持管理費用は下表の通りです。

別途、月額サポート費用として10,000円が必要です。

基本プランのほか、導入支援プランなど複数のプランが用意されているため、詳細な費用は直接問い合わせることをお勧めします。


導入企業の評判

ストックオプションクラウドを導入した企業からは、従業員の負担にならず、すべての従業員に公平な付与ができるなど喜びの声が寄せられています。

また、将来的な株価変動によって売却益が左右されるとしても、自社株式を実質的な退職金として取得できる点も注目されています。

特に、優秀な人材がより一層前向きに仕事をするためのインセンティブ制度として、離職防止に役立つと評判は上々です。



業績連動型報酬制度『エンゲージメントストック』

エンゲージメントストックはストックオプションの課題を克服する形で開発された業績連動型の報酬制度です。

ここでは、エンゲージメントストックの開発経緯とそのメリット、導入企業の評判やメディアの注目度の高さを紹介していきます。


開発の経緯

エンゲージメントストックの開発は、ストックオプションをもっと幅広い顧客層に活用してもらいたいとの願いが発端でした。

さらに、アメリカの「ファントムストック」という仮想株式による業績連動型報酬制度があることを知り、これをベースモデルとして利益剰余金に連動させて対応業種を拡大し、エンゲージメントストックを開発したのです。

ストックオプションの課題を克服し、対象者に寄り添う形で誕生した究極のインセンティブがエンゲージメントストックであるとも言えます。


導入メリット

エンゲージメントストックは、従来のストックオプションに比べて手続きが簡素で、導入コストを抑えられる点が大きな特長です。法務局への登記や証券会社とのやりとり、法定調書の作成といった煩雑な手続きを省略できるため、特にリソースに限りのある中小企業にとって導入しやすい仕組みとなっています。

また、企業の業績や成長に応じて利益を還元できる柔軟な制度設計が可能であり、従業員のモチベーション向上にも直結します。中長期的な経済的インセンティブにより、従業員は企業との関係性をより強く感じるようになり、結果として離職防止やエンゲージメント向上にもつながります。

従来のストックオプション導入を「手続きの複雑さ」「企業規模」「リスク」などの理由で見送っていた企業でも、エンゲージメントストックであれば幅広い企業形態に対応可能。より柔軟かつ実践的な従業員インセンティブ施策として、今注目されている選択肢のひとつです。


導入企業の評判

エンゲージメントストックを導入した企業からは、全社員が会社への貢献度を理解し、会社に対する一体感が生まれたなどの声が上がっています。

また、累積営業利益の10%を付与する形で導入した会社では、社員のみならず業務委託者やアルバイト・パートも対象として毎月の営業利益を可視化したそうです。すると、社員はもちろん、アルバイト・パートのモチベーションが向上し、日々の実績にしっかりと反映されているそうです。


メディア実績

南青山アドバイザリーグループ株式会社のエンゲージメントストックは、メディアでも取り上げられ話題になっています。

2024年11月16日放送の「FNN Live News α」(フジテレビ)の番組で、企業文化の強化や従業員満足度向上への具体的な活用事例が紹介されました。

また、2025年2月3日のNHK「おはBiz」においては、「ゲーム感覚で!仮想株式で! 業績『見える化』でやる気アップ」というタイトルの特集番組として放映されています。

南青山アドバイザリーグループのエンゲージメントストックが、停滞気味の日本経済にとって、一種のカンフル剤となって注目を集めています。



南青山アドバイザリーグループ株式会社の今後の取り組み

南青山アドバイザリーグループ株式会社は、今後に向けてAI活用を計画中です。

具体的には、エンゲージメントストックによる評価や株価算定サービスへの導入が実現に向けて動き出しています。

また、ストックオプションにおける二項モデルとモンテカルロ・シミュレーション、DCF法やOPM法などの種類株式の評価などもAI化する予定です。



まとめ

南青山アドバイザリーグループ株式会社は、M&AやIPO、SO(ストックオプション)導入支援において高い評価を得ています。M&Aでは計画立案からクロージングまで、IPOでは資本政策や内部統制の構築、上場後の経営安定化までをサポートします。

ストックオプションにおいては設計・評価のワンストップ提供はもちろん、クラウド開発による積極的な導入支援が好評です。また、ストックオプションから派生したエンゲージメントストックはテレビで特集が組まれるなど、注目の的となっています。

こうした評価は、南青山アドバイザリーグループが「専門性」「誠実性」「迅速性」の3つの理念に基づき、顧客に向き合い課題解決に取り組んできたからにほかなりません。

今後は、AI導入によるさらなる進化を目指すようです。令和の日本、コロナ後の世界において、進化し続ける南青山アドバイザリーグループの未来への期待は膨らむ一方です。



会社概要

商号:南青山アドバイザリーグループ株式会社

   南青山税理士法人

所在地:〒107-6030 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル30F